2011年7月6日 衆院予算委員会での石破茂氏の質疑と記者会見

昨日、国会中継を観る時間がなかった方のために、youtubeの動画をご紹介します。


こちらは、昨夕の記者会見です。



私は、現国会での「内閣不信任案再提出」は、可能だと思います。「一事不再議の適用の原則」の例外として、「事情変更の原則」を適用する要件を満たしているのですから。
与野党の議員が、本当に勇気をもって、良心に従って投票してくれるのであれば、彼らに任せたいと思います。

一方、総解散、総選挙によって、新たな政権を国民が選ぶことも可能です。
選挙は公正な手段です。しかし、国民一人一人が、歴史や政治や科学などをできる限り学んだ上で、責任をもって投票するのでなければ、充実した民主主義を実現することはできません。
民主党が「脱ポピュリズム」を目指すと言っても、あまり信用はできません。今まで、その場しのぎに人気取りの政策を提案し、日本の混迷を深めること以外には、何の実績も残していないのですから。
民主党がが「脱原発」「再生エネルギー政策」をうたいあげても、よく中身を吟味することなしに騙されてはいけません。
現実に実現可能な、バランスのとれた政策を具体的に打ち立て、それを実行する力を持つ政党を選ばなくてはならないと思います。


いずれにせよ、世界情勢を見つめ、日本がどのような立場に置かれているかを認識し、危機感をもって、機敏に進路を定めることが必要ですね。