世界各国の消費税の税率

8月14日のブログ「日本のこれからを考えるために 石破茂氏の言葉に耳を傾ける」に対するコメントの中で、私は、次のように発言しました。

『一方、一般的には貯蓄率が高いといえる高齢化社会で、消費税を上昇させていくのはある程度やむを得ないとも思います。
しかしながら、日常不可欠な商品の消費税率を上げることには、私は反対です。米、パン、野菜、海産物、肉、卵、乳製品、調味料などの基本的な食料や質素な衣服の税率は上げないでほしいのです。
その分、経済的にゆとりのある人たちしか買わないような宝飾品、贅沢な衣服、高価なお酒、たばこなどのし好品の税率は上げてもよいのではないでしょうか。』


このように考えるのは私一人ではないようです。参考になる記事を見つけました。

http://www.777money.com/torivia/syouhizei_world.htm

上記のアドレスに各国の消費税率および食品の消費税率の比較表が掲示されています。



大半の先進国では、食品などの日用必需品と贅沢品を区別して、異なる税率を決定しています。
食品の消費税はゼロという国もいくつかあります。

日本の消費税は、必ずしも平等な税とはいえないのではないかと思います。
国民の暮らしを守るというなら、経済的にゆとりがない人たちも毎日購入せざるを得ない食品の税率を上げるのは、思いとどまるべきではないでしょうか。
国民の心身の健康を守るために、栄養を摂取するのに不可欠な食品の税率は上げるべきではないと思います。
心ある政治家には、よく考えていただきたいものです。