イスラエルが南三陸町の仮診療所を寄贈

ありがとう、イスラエル
あなたがたは、本当に「良い目」をしている。(注:「良い目」とは、ヘブライ語の慣用句で、「物惜しみをしない」の意。)
助けを必要とする人々に惜しみなく与えるという行為を大切に実行してきたイスラエルの民の伝統を目の当たりにしました。日本人として、心から感謝しています。

4月5日午前11時40分から12時10分まで、イスラエル国防軍 ヤイル・ゴラン少将、駐日イスラエル大使、ニシム・ベンシトリット氏らが来町し、現地視察及びイスラエル医療チームの活動状況を視察したとの記事を、今日のお昼頃に南三陸町のホームページで読みました。
http://www.town.minamisanriku.miyagi.jp/modules/news/

そのしばらく後です。NHKテレビで次のニュースを見たのは!

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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110407/k10015157631000.html

イスラエル開設の診療所 町に寄贈へ4月7日 14時47分

宮城県南三陸町を支援しようと、イスラエル政府が全額を負担して町の避難所に開設した大規模な仮設の診療所が、地域医療の再生のため、町に寄贈されることになりました。

南三陸町は、津波ですべての病院や診療所が被害を受け、医療機器を使った治療や詳しい検査ができないなど、医療にも大きな影響が出ています。イスラエル政府は被災地を支援しようと、全額を負担して、先月29日に町の避難所にプレハブ6棟の大規模な診療所を開設しましたが、今月10日に活動を終える際、診療所を撤収せず、医療機器とともに南三陸町に寄贈する意向を伝えてきたということです。7日午前10時すぎから、南三陸町の医師3人が、イスラエルの医療チームの医師から医療機器の使い方などについて説明を受けました。診療所には、緊急用のエックス線や超音波を使った検査機器など、およそ100点が備えられています。イスラエル医療チームのメイツァッド・ハダスさんは「必要なものはすべて提供する考えです。新たな地域医療のスタートに役立ててほしいと寄贈することにしました。」と話しています。南三陸町医療統轄本部の西澤匡史医師は「町の復興のためには医療の再生が必要です。本当にありがたい申し入れで、診療所を活用していきたい」と話していました。
(NHKニュース)

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南三陸町でのイスラエル医療センターの活動を紹介している動画を見つけました。