イスラエル医療チームの活躍

3月11日に発生しました「東日本大震災」で被災をされた皆様に心からお見舞い申し上げるとともに、安否不明となっている方々のご無事と、一刻も早い復興をお祈りいたします。

すでにテレビやネットニュースなどの報道でご存知の方も多いと思いますが、3月26日、イスラエル外務省、国防省及び民間防衛軍が、東日本大震災の被災地救援のため救援機2機を派遣し、同機は翌27日の午後7時頃に成田空港へ到着しました。

救援の内容は、イスラエル民間防衛軍とイスラエル軍医療部隊から構成される約60名の医療チーム、および物資です。日本側の要請を受け、イスラエル国防省の協力でこのたび被災地に運ばれる支援物資は、1万着の防寒着、毛布6000枚、およそ8000組の手袋、および簡易トイレ150個とのこと。

外国の医療チームを日本が受け入れるのは、今回が初めて。来日したイスラエルの医療チームは、宮城県栗原市に活動拠点を置き、津波により甚大な被害を受けた南三陸町でクリニックを開設して、3月29日から負傷者および地域の避難されている方々の治療を行っています。

これまで、海外で大きな自然災害や感染症の流行などがあるたびに、イスラエルの医療チームは迅速に支援に当たり、世界的に高く評価されています。ハイチやアフリカでの活躍は記憶に新しいところですね。日本でも、彼らの温かい心と高度な技術が、被災者の皆さんにおおいに役立つことを願っています。

さらに詳しい情報については、こちらもご覧ください(動画あり)。
http://photo.sankei.jp.msn.com/essay/data/2011/03/0329israel/

http://www.mfa.gov.il/MFA/About+the+Ministry/MFA+Spokesman/2011/Israel_sends_aid_to_Japan_25-Mar-2011.htm