東日本大震災から2か月

3月11日から丸二か月。復興への道筋はまだしっかりと示されないままですね。
被害の実態が把握されてくるにつれて、地震津波原発事故の影響に対する恐れや不安感が広がり、
政府の説明不足や計画性のなさ、対応の遅れなどが指摘されています。
対応被災地の自治体が、住民と協力して自らの責任で復興を進めるには限界があることは明らかなのですから、
国が方向性を明確に示し、いたずらに恐怖感や不安感を煽るのではなく、現実的で実現可能な対策を打ち立てていくことが必要です。
総理の私的な諮問機関に頼り過ぎるのではなく、国会で復興について論じ合い、国民の意向を反映させていくことが求められるのではないでしょうか。


テレビには、天皇・皇后両陛下が、7週間続けて被災地を訪れ、人々を励まされるお姿が映し出され、多くの国民に感動と励ましを与えています。
震災以来、自主停電や節電によって国民と痛みを分かち合い、優しい微笑みと温かい言葉をかけ続けてくださる両陛下には、本当に頭が下がります。
国民の象徴というお立場を受け入れ、献身的に使命を果たされる方々の存在と生き方に、日本人の一人として心から感謝せずにはいられません。


ああ、書きたいことがたくさんあるのですが、家族が私を呼んでいるので、今日はこれでパソコンを閉じます。おやすみなさい。