手賀沼のほとりにて

終戦記念日の昨日の午後、仕事を一休みして、ハネムーンから帰ってきた娘夫婦を訪ねました。
マンションの7階にあるシックな色合いで統一した彼女たちのリビングルームに通され、美しいハワイの景観や楽しそうな二人の写真を観ながら1時間ほどお喋り。ハワイらしいデザインのアクセサリー、アロハシャツ、コナコーヒー、マカダミアナッツなどのお土産を手渡されて玄関を出た後、幸せそうな娘夫婦の様子にほっとすると同時になんだか寂しくなり、まっすぐ家に帰る気になれなくて、手賀沼のほとりに夕涼みに行きました。


手賀沼のほとりに建つ道の駅「しょうなん」のそばで。
沼のほとりには、ベンチのある芝生が広がり、木々が植えられています。
上の写真は、花をいっぱい咲かせた百日紅さるすべり)。
辺りには、散歩を楽しむ人。ベンチに腰をおろし、サックスを吹いている人……。


小さな桟橋の近くで、白鳥の群れをみつけました。もうすぐ日暮。鳥たちはここで眠るのでしょうか。


静かな水際。葦が風にそよぐばかり。


水の面を渡ってきた風がここちよく頬を撫でます。
ぼんやりと遠くを眺めながら、ゆったりとした時が流れていきました。
こうして、1日だけの夏休みは静かに、穏やかに終わったのでした。